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食中毒について

[2022.06.13]

食中毒というと、レストランや旅館などの飲食店での食事が原因と思われがちですが、毎日食べている家庭の食事でも発生していますし、発生する危険性がたくさん潜んでいます。

ただ、家庭での発生では症状が軽かったり、発症する人が1人や2人のことが多いことから風邪や寝冷えなどと思われがちで、食中毒とは気づかれず重症化することもあります。

 

食中毒の代表的な症状

腹痛、下痢、嘔吐といった胃腸障害や発熱。大腸の粘膜がただれ、血便がみられることもあります。症状の激しさや、食事から発症までの時間は、原因となる細菌やウイルスの種類や量によって異なります。

 

◎食中毒を起こしたら

下痢は無理に止めると、菌やウイルスが腸内で増え、症状が悪化することがあります。激しい下痢のときは、脱水症状を引き起こすことがあります。まずは湯冷まし、常温の水、スポーツ飲料など水分を摂りましょう。そして吐き気や嘔吐が収まったら、バナナやおかゆ、ゼリーなど、味が薄く、消化がよいものを少しずつ食べてみましょう。もし吐き気が戻るようであれば、数時間は飲食を控え、落ち着いてから再び少量から食べ始め、味が濃いもの、揚げ物、乳製品、高脂肪や糖分の多い食べ物、生ものは、食中毒の症状が治まるまでは避けましょう。嘔吐や激しい腹痛・頭痛、血便を伴う場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。

 

食中毒を予防するために

・食品の調理方法、保管方法に気をつける・・・

「サルモネラ菌」や「腸炎ビブリオ」はそれぞれ卵や食肉、魚介類などが感染源となります。多くの細菌は加熱することで死滅します。調理の際は中までしっかり加熱する、真水で十分に洗い流すなどといった調理法を徹底することが大切です。

冷蔵庫に保管していても細菌は増えます。この時期は調理済みの食品もその日のうちに食べるようにしましょう。

・食器、調理器具衛生管理に気をつける・・・

調理に使用した食器や調理器具はできるだけ早めに洗い、調理台やシンクなど、キッチンは清潔に保ちましょう。

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